売れる!ネットショップの作り方

2. 業態やステージに合わせたアウトソーシングの活用方法

業態やステージに合わせたアウトソーシングの活用方法

コスト削減や経営資源の集中に対して大きなインパクトを与えるアウトソーシングですが、活用できる発注者は限られています。例えば、インターネット通信販売事業を始めたばかりで受注量も多くない事業者は商品の物流部分をアウトソーシングしても固定費がかかるばかりで何のメリットもありません。インターネット通信販売事業者さまの成長ステージや事業背景にあったアウトソーシングを行うことで最大の効果を得ることができます。

事業状態の現状把握

発注する前に実施しておきたいのが、現在の事業の状態の現状把握です。現状把握といっても色々な側面からの現状把握が存在します。インターネット通信販売の店舗を運営していると、現状分析といわれると反射的に「売上、ページビュー、来訪者数、売上件数、直帰率、転換率、メールマガジン会員数」などのような、明確でわかりやすい定量データをイメージしがちです。もちろん、それらの定量データも「店舗の売上」について現状把握を行う上で絶対必要なデータです。

インターネット通信販売の店舗を運営することは、売上ばかり気にしていても成り立ちません。支出の面であったり店舗の円滑な運営についても十分注意しておかないと、経営が立ち行かなくなることもあります。売上の現状を知る反面で支出の現状を知らなければ、正確な現状把握は不可能です。同時に店舗運営上、ボトルネックになる業務を把握しなければいけません。現状を把握するために業務の細部まで文章もしくは表にしてみましょう。

いつも行っている業務を書き出しつつ、「だれが責任者」で「どれくらいの時間をかけて実行しているか?」についても書いてみましょう。すると、どこで何人がどれくらいの時間をかけて行っているのか?がわかります。それにより、どこの作業に無駄があるのか?どこの作業が効率的に行われているのか?がわかるようになりますし、どこに負荷がかかりすぎているのか?がわかるようになります。

現状を正しく把握することで初めて、かかっている負荷の解消についての意思決定をすることができます。その時に作業負荷の解消方法として新たに人員を加えるのか?業務を外部に委託するのか?(アウトソーシングしていくのか?)を決めることができます。

事業背景の把握

次に注意したいのが事業背景です。メーカーや卸業を営まれている事業者さまのインターネット通信販売部門として事業が成り立っているのであれば、商品は潤沢にあることが想定されます。無いのは作業が出来る人材のみということになります。そういう場合は思い切って商品選択以外の全てを外部委託することも可能です。もし、そういった背景がなく1から自分でスタートした、もしくはスタートするという事業者さまの場合は、まず売上を上げることが先決になります。成長のステージに合わせて業務を1つずつ外部委託することが成功への近道といえるでしょう。

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